古代のフットボール
サッカーといえば、現在もっとも人気のあるスポーツです。
サッカー好きの若者なら、サッカーユニフォームの一枚や二枚は必ず持っているでしょう。
今日はそんなサッカーの初期の時代・・・
古代のフットボールについて書かれた書物の一部分を紹介したいと思います。
『残りの者たちがボールのまわりに集まり、男たちの大きな固まりが形成されると、目指すゴールの方へこの群衆をおし進めていくことが双方のチームの目的となる。
ボールを手に入れた者がそれを両腕で抱えて運んでいくのだが、そのボールを奪い取ろうとして激しい争いが繰り広げられ・・・
男たちの固まりがあちらへこちらへと激しく動いていく。
脛が折れたり、頭が切れたり、服が破れたり、帽子がなくなったりするのは、この激しい試合から生じるほんの些細なことでしかなく・・・
男たちのなかには、あまりに強く押されたために転倒し、他の者たちに踏みつけられて失神して血を流す者がしばしば出てくる。
・・・聖ペテロ側の男たちは、ボールをできるだけ早く水の中に持ち込んで、モーレッジ川を下ってダーウェント川に運んでいこうとする。
他方、オール・セインツ側の男たちはこれを阻止して、ボールを西の方へもっていこうとする。
聖ペテロ側の男たちは最良のウォーター・スパニエル犬と見なされている。
・・・たしかに、川のなかで首まで水に浸かった2、300人の人びとが互いに相手の頭を水面下に沈めようとしているさまを見物するのは奇妙なものである。
双方の選手は合わせて千人を超し、通りは見物人でこったがえしている。』